5月10日に、厚生労働省がブラック企業一覧を厚生労働省のHP内に掲載しました。
ブラック企業リスト一覧の334件は比較的中小企業が多かったものの、中には有名大手企業も含まれています。
今回は、2017年最初に厚生労働省が公表した334社のブラック企業はどこなのか、大手企業はどういった所が含まれているのかなどについてブラック企業一覧表で見ていきたいと思います。
厚生労働省がブラック企業一覧を公表!334社の中で大手企業はどこ?
出典:
https://amp.bengo4.com/topics/4687/
厚生労働省が公表したブラック企業リスト一覧はこちらです。
中小企業がほとんどですが、2016年から2017年にかけてこの一覧の中で、ブラック企業として有名になった大手企業といえば電通でしょう。
電通は労働基準法32条を違反したとされ、事案概要に「労働者2名に、36協定の延長時間を超える違法な時間外労働を行わせたもの」と書かれています。
36協定は月で45時間以内しか時間外労働をしてはいけないという取り決めですが、電通の場合は毎日終電が当たり前という状況だったとの事ですので、月100時間以上は残業していたのではないかと思われます。
他には大手企業だと、
日本郵便 新大阪郵便局
ヤマト運輸 神戸深江支店
森永乳業 神戸工場
も含まれており、理由としては「怪我人が出たが報告を行わなかった、事故が起こる危険性について注意を怠っていた」という内容になっています。
このリストは随時一ヶ月ごとに更新していくそうで、こちらのHP掲載の基準によると、少なくとも一年間は掲載し続けるとのことです。
厚労省は過労死0へ向けての取り組みを行なっており、確かに効果てきめんのように思いますが、掲載された企業は労働環境の改善の前に、就業者希望者がいなくなり、中小企業だと特に潰れる可能性はないか、そちらもかなり気になります。
さすがに企業も公表されるのは嫌だと思いますので、コンプライアンス向上への取り組みを今までより一層行うことになると思いますが、今後どれぐらいブラック企業が減っていくのかについて注目していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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